たくさんのふしぎ ： ２００３年６月号 変形菌な人びと 福音館書店変形菌とは、粘菌のことですね。変形菌というのが、正しい様です。 変形菌は、森に生息する、カラフルで得体の知れない生物です。 胞子で増えるから、菌類なんだけど、動きます。 それも、バ…

[>2010年7月12日 - 2010年7月18日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：645ページ博士の愛した数式 (新潮文庫)ただの変人の話じゃん。でも、その変人の真摯さに打たれる。その人にしか見えない美しさを、作者は繊細な言葉で紡ぎだす。直接語る愛…

2010年7月5日 - 2010年7月11日の読書メーター読んだ本の数：5冊読んだページ数：1352ページ理系思考表題と違うかも、と思っていたら、著者も違和感という。理系の話題ではなく、科学系の記者としてのコラム。話題は科学に限らない。元々科学畑とは別のところ…

2010年6月14日 - 2010年6月20日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：1123ページ新・世界の七不思議 (創元推理文庫)相変わらず面白い。推理もそうだが、情報量がハンパない。え、そうだったの？という知識を披露した後に、あっという結論を投げか…

2010年6月7日 - 2010年6月13日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：772ページあなたにもわかる相対性理論 (PHPサイエンス・ワールド新書)看板に偽り有りでしょう？わからないよ、これじゃ。これ読んで「相対性理論」わかったとしたら、それはこ…

2010年5月31日 - 2010年6月6日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：911ページ夜来たる 長編版 (創元SF文庫)ただ一つのアイデアを、ここまで厚くできるアシモフと、さらに肉付けるシルヴァーバーグ。さすがです。水鏡子が解説に書いているように…

2010年5月24日 - 2010年5月30日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：762ページアホの壁 (新潮新書)別に、筒井が書く必要の無い本だな。本歌取りではない二番煎じなど、筒井のやることとも思えないが。読了日：05月26日 著者：筒井 康隆残念な人…

2010年5月17日 - 2010年5月23日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：720ページ環境を知るとはどういうことか (PHPサイエンス・ワールド新書)小網代という流域保全の話から、地球環境を見直す話まで、熱く語る岸さん。鎌倉の川遊びを未だに続けて…

2010年5月10日 - 2010年5月16日の読書メーター読んだ本の数：6冊読んだページ数：1302ページ眠れなくなる宇宙のはなし天文学の歴史書です。なんだか、表題と違わない？って感じ。物理学や天文学というより、もろに歴史だよ。それも、妙に理科から外れた部分…

2010年5月3日 - 2010年5月9日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：497ページノルウェイの森 下 (講談社文庫)切ないねぇ。ワタナベ君の居場所探しは、この後も続くのか。上巻の冒頭と、下巻の終わりの間にも、沢山の時間が流れているようだし。春…

2010年4月26日 - 2010年5月2日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：1133ページガリレオの苦悩テレビで見てしまった。という感じ。だが、テレビではテレビらしい処置がされている部分もある。さて、トリックがだんだん科学の辺縁に行っている気が…

2010年4月19日 - 2010年4月25日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：704ページ私たちの選択 Al Gore OUR CHOICE 温暖化を解決するための18章持ちごたえに対し、読み応えがない。重いだけ。こんな写真集みたいにする必要があるのか。米国人は大き…

2010年4月5日 - 2010年4月11日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：759ページちはやふる奥の細道 (新潮文庫)どこから冗談か、こちらの知識に挑戦されている様。パロディというのは、ここまで読者に挑戦状をたたきつけるものだったのか。笑える個…

2010年3月29日 - 2010年4月4日の読書メーター読んだ本の数：1冊読んだページ数：384ページ独断流「読書」必勝法 (講談社文庫)西原最高だな。理科と違って、これは西原のエリア。清水ハカセは負けてます。だが、ハカセの選んでる小説、未読が多い。世界名作大…

2010年3月15日 - 2010年3月21日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：857ページコピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)普通のコスト削減本。タイトルで売ったな、という感じ。裏を使うなと言ったエラい人が重要。読了日：03月18…

2010年3月8日 - 2010年3月14日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：810ページ恐怖の存在 (下) (ハヤカワ・ノヴェルズ)クライトンは、温暖化を否定しているわけではない。でも、その命題を取り巻く環境が、最悪であると警告する。充分な検証をさ…

2010年2月22日 - 2010年2月28日の読書メーター読んだ本の数：6冊読んだページ数：1432ページ龍馬の船 (集英社文庫)龍馬が船ヲタクだった、という話。勝との関係が船を軸に語られる。大海原に自分の船を浮かべるために、日本を変えようとしたのだと。短いけど…

2010年2月15日 - 2010年2月21日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：720ページなぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)少年時代は超常現象に興味を持ち、今では俯瞰で見ながら酒の肴にしているスタンスは、ほとんど同じ感覚。故に、染まる奴らの感…

2010年2月8日 - 2010年2月14日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：1163ページ容疑者Xの献身 (文春文庫)トリックとしては、思いもよらないという点ですごいと思う。でも、私にはダメだ。これは受け入れられない。本格推理よりも。読了日：02月13…

2010年1月25日 - 2010年1月31日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：666ページ読まない力 (PHP新書)見開き２ページで養老センセの「つぶやき」と、関連情報が傍注に。ちょっと古い（２００５年頃）話だったので、傍注が効いてる。脳化社会への警…

2010年1月11日 - 2010年1月17日の読書メーター読んだ本の数：3冊読んだページ数：662ページ超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)超長編がいいなぁ。持ってみたい。読了日：01月15日 著者：東野 圭吾たったひとつの冴えたやりかた 改訳版遙かな昔に一度読…

久しぶりに、本を読んで興奮してます。単純な脳、複雑な「私」作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見るの続編です。 「進化しすぎ…

2009年12月14日 - 2009年12月20日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：650ページ脳ミソを哲学する断筆中の対談集。人選が、結構私の琴線に触れる感じ。養老先生や日高先生、村上先生など、ちょっと変わった研究者ですよね。今は皆様大御所ですが…

先週の読書メーター 冊数は少ないですね。2冊です。 2009年12月7日 - 2009年12月13日の読書メーター読んだ本の数：2冊読んだページ数：788ページ人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート内容については、当然として、無かった論者たちの振る舞いが興味…

読書メーターには、まとめという機能があって、月ごとのメモをまとめてくれる。 こんな風になる。 11月の読書メーター読んだ本の数：11冊読んだページ数：2594ページ英雄の書 下新聞連載だったんですね。うーん。何を書いてもネタバレになっちゃうけど・・・…

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/19メディア: 新書購入: 49人 クリック: 230回この商品を含むブログ (260件) を見る我が国の脳科学のトップランナー、池谷さんの…

風の歌を聴け (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/15メディア: 文庫購入: 43人 クリック: 461回この商品を含むブログ (466件) を見る村上春樹。 この文体は、「羊をめぐる冒険」より、ページの白が多い。 詩ではないが、小説…

英雄の書 上作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2009/02/14メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (85件) を見る英雄の書 下作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2009/02/14メディア: 単行本購入:…

翻訳家という楽天家たち (ちくま文庫)作者: 青山南出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1998/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る翻訳家の青山南氏のエッセイ あのピーターとペーターの狭間で (ちくま文庫)を書いた人。…

アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 132回この商品を含むブログ (117件) を見る雪風が還ってきました。 活劇から、観念へと。 これ、映像化すると なんだ…