先週の読書メーターから

2010年3月15日 - 2010年3月21日の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:857ページ

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)
普通のコスト削減本。タイトルで売ったな、という感じ。裏を使うなと言ったエラい人が重要。
読了日:03月18日 著者:村井 哲之
野球はベースボールを超えたのか (ちくまプリマー新書)野球はベースボールを超えたのか (ちくまプリマー新書)
WBCで日本野球が世界一に輝いたときに、ボブさんが書いた日本野球。メジャーで戦える選手はいるけど、戦えないレベルもいる。日本野球、まだまだだな、と語る。メジャーで活躍するイチローと、日本一に輝いたバレンタインを取り上げ、従来の日本野球では、やはりメジャーには太刀打ちできないのだと。そのためには、高校野球で鍛えられた、一般選手をマイナーリーグで拾い上げようという。でも、ボブさんが、何かを提言するくらいには、日本野球は躍進したんだねぇ。
読了日:03月18日 著者:ロバート ホワイティング
素晴らしい日本野球 (新潮文庫)素晴らしい日本野球 (新潮文庫)
小林信彦が翻訳した、外国もの。ではなくて、もとから小林信彦が書いたもの。いまでこそ、こんな異文化視点小説はなじみがあるけれど、当時はかなり特殊な感じがしたものだ。筒井の話が出てくるが、まさに、筒井の持つ特殊性を、小林信彦が示してくれたような小説。清水義範パスティーシュのようでもあり、なんでもできた作家「小林信彦」ならでは。ホワイティングと併読すると、さらに楽しめる。
読了日:03月16日 著者:小林 信彦

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