先週の読書メータから

2010年4月5日 - 2010年4月11日の読書メーター
読んだ本の数：2冊
読んだページ数：759ページ

ちはやふる奥の細道 (新潮文庫)
どこから冗談か、こちらの知識に挑戦されている様。パロディというのは、ここまで読者に挑戦状をたたきつけるものだったのか。笑える個所と、首をかしげる個所もあり、こちらの知識の及ばない範囲が多々ある。ところどころ、作者の自慢気な部分があって、鼻に付くこともあるけど、全体に面白い。これ書くために、野球の方の話を発表したとはね。
読了日：04月08日 著者：小林 信彦
わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか―ニセ科学の本性を暴く
科学者は、思い込みを排除する努力を積み重ねて、「科学」を構築していく。その作業は、時に自分の考えと違うこともある。その違いを認められるのは、科学者であり、認められないのは、偽科学者である。気付いた事象から立ち直れるかどうか、科学者の根幹がかかっている。そこを超えてしまうと「ブードゥーサイエンス」になってしまう。その境目は、本職にしか分からない。科学者諸君、ブードゥーサイエンスの駆逐も、科学者の仕事ですって。ＩＳＳもいらないとは思わなかったなぁ。
読了日：04月06日 著者：ロバート・L. パーク

読書メーター

小林信彦の勘違いガイジンシリーズ。創作部分と、史実がごちゃまぜ。面白いな。

科学者は科学をしょって発つのだ。がんばれー