先週の読書メーターから

2010年5月3日 - 2010年5月9日の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:497ページ

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
切ないねぇ。ワタナベ君の居場所探しは、この後も続くのか。上巻の冒頭と、下巻の終わりの間にも、沢山の時間が流れているようだし。春の熊が好きだな。思いも付かない変わったフレーズと、平易な文章が、ページをめくる手を早くする。読みやすいけど、わかりにくくて、やがて切ない。ビートルズでも聴こうか。
読了日:05月07日 著者:村上 春樹
鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)
最初から、こんな展開を考えていたなら、すごすぎ。スカーは本当にキーマンだったのか。どちらかと言えば、おじさんたちがストーリーを引っ張っていく「少年漫画」か。アルとスカー、大総統とグリードが気になるところ。皆既までの時間が長いなぁ。次を待つ。
読了日:05月06日 著者:荒川 弘
その「エコ常識」が環境を破壊する (青春新書)その「エコ常識」が環境を破壊する (青春新書)
リサイクルしない。大事に使い捨てする。環境問題でエコエコとうそをつかない。ゴミは全部燃やしてしまおう。が、本当のエコであると。リサイクルに使用されるエネルギーは、一から製造するのに比べて、コストとエネルギーが必要。だから、分別という「不毛な」活動をやめて、ゴミは全部燃やしてしまおう。紙とプラは燃料として使用しましょう。温暖化もうそばかりなので、正直な話を。大半に賛成です。まあ、化石燃料は節約したいけど、分別リサイクルは化石燃料消費だから、プラゴミは燃料にする。エコにだまされるな。
読了日:05月06日 著者:武田 邦彦

読書メーター


ノルウェイの森:「切ない」という単語で、頭がいっぱいになった。そんなラストシーン。青春なのだ。この不安定さは。そして、落ち着く居場所、安定するところを求めて、思考錯誤を繰り返す。そんな「青春」の状況がこの小説には漂っている。切ないねぇ。
 
ハガレン:圧倒的に面白いな。終局を迎えて、パワーダウンしていないのは、すごいの一言。エドを見かけないが気にしない。ストーリーは俺が背負う!とがんばっているおじさんたちのパワーで、こっちのクロックも刻みが早くなる。だんだん、巨人の星の様に、時間の経過がゆっくりになっていくが、それはそれ。TVが追いつく時が、終わりなのかな?「伏線」を背負っているキャラと、決着を着けるキャラが出そろった感じ。伏線は、グリードとスカー。決着はアルが着けてくれるのだろう。次巻を待つ。
 
エコ:常識として、広められた情報は、ほとんどが「エコ」と正反対の効果になっているという。本当のエコとは、化石燃料を使うこと。生産されてしまった品は、再利用より出世した方が良いようだ。紙とプラは燃料にするのだ。コストとエネルギーを節約して、未来につなげよう。