先週の読書メーター

2010年2月22日 - 2010年2月28日の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1432ページ

龍馬の船 (集英社文庫)龍馬の船 (集英社文庫)
龍馬が船ヲタクだった、という話。勝との関係が船を軸に語られる。大海原に自分の船を浮かべるために、日本を変えようとしたのだと。短いけど、走り続けた龍馬の雰囲気は、見事に伝わってくる。日本は、ちくとせまいきに。
読了日:02月26日 著者:清水 義範
英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)
英語脳を作るという。英語を感じて、日本語を排除すると良いと。 この本だけでは、なにもできないことがわかった。ソープオペラで学習するんだって。
読了日:02月25日 著者:苫米地 英人
空想非科学大全 (空想科学文庫)空想非科学大全 (空想科学文庫)
科学検証本だが、非科学と銘打った意味が掴めぬまま終わってしまった。中身が既に似たり寄ったりなので、差別化が大変なのかも。
読了日:02月25日 著者:柳田 理科雄
数学ガール数学ガール
数学だけの方が良かったなぁ。シチュエーションや台詞に引っ張られて、かえって理解が遠ざかる。 だいたい、この設定は何のため?数学啓蒙にしてはやってることが高度すぎ。数学好きに提供するなら、モノローグで充分。ちょっと拍子抜けだな。 ついでに、失敗例を増やしたほうが、数学の入り口の人々にはいいかも知れないと思った。
読了日:02月25日 著者:結城 浩
日本人の知らない日本語2日本人の知らない日本語2
今回は、より日本の習慣の解説になっている。半端な日本語学習本より、わかりやすい。敬語、宗教観、年中行事、神社への参拝方法。特に敬語。簡単に書かれているが、結構本質をついている。 忍者の信者が世界中に居るのが楽しい。おすすめです。
読了日:02月23日 著者:蛇蔵,海野凪子
英語ができない私をせめないで!英語ができない私をせめないで!
ダーリンが語学オタクの外国人という「恵まれた環境」なのに、あえて外で英語を学ぶというところから始まる。まあ、国際結婚で、語学を教えあうのはよろしくない、と本文にもあるけど。で、英語、特に英会話の学習方法の体験集になっていて、結構実感がわく。世の中様々な語学スクールがあるのだな、というのが良く分る。どれがベスト?の疑問には、一応答えてくれるが、「やっぱり・・・」かも知れない。まあ、「英語が無理(by中島らも)」のひと以外は、初心者の海を漂ってるので、これ読んで安心するのも手かも。
読了日:02月22日 著者:小栗 左多里

読書メーター

 
龍馬の船。清水センセ、いいところに目をつけましたねぇ。たしかに龍馬の行動は、船に絡むと格段に速くなりますね。それは「竜馬がゆく」でも実感できます。が、ここまで船ヲタクとは気付かなかった。たぶん、自分の船で太平洋へ繰り出すために、日本を変えようとしたんだろう。実際、龍馬って、自分で考えて何かしたことってないんだよね。タイミングがいいだけで。それより、勝がすごい。勝がいてこその今の日本がある。その勝の提供したフィールドを、存分に駆け回った龍馬は、まさに日本の青春の象徴なのかもしれない。
 
英語の本。話題の脳科学者の本だけど、中身は少々薄い。英語だけ聞いて、英語脳を作れという。たしかに、文法は後付けなんだけど。会話にはこの方法が必要かも。でも、試験では点が取れない。難しいねぇ。
 
空想非科学大全。非科学大全とあるんだけど、今までの科学のと論点が同じ。うーん、シリーズが多くなりすぎ?内容もなんとなくダブってる気がする。
  
数学ガール。啓蒙書の一種かと思って読んだけど、違う。これ、数学がすっごく好きな輩だけしか読めない。そういう連中は、サイドストーリーが楽しいらしい。私には、その部分が中途半端でついていけない部分であった。なんで、そんなシチュエーションを持ってくるの?という「余計な考え」で、数学の式の楽しさが半減…
 
日本人の知らない日本語2。ますますパワーアップ。外国人キャラも増えて、楽しさ倍増。さらに、神社の参拝の手順とか、敬語の簡単明確な分類とか、簡潔明瞭にまとまっていて、いい感じです。忍者の人気もいいですね。畳化が壷です。楽しいシリーズです。先生今後も頑張って。
 
ダーリンは外国人」の人の本。ダーリンは日本語に長けた英語ネイティブ、そんな恵まれた環境なのに、英語を外で勉強するなんて。まあ、作者が言うほど英語ができない訳ではないと思うけど。(ダーリンが日本語を使うと言っても、時折発せられるネイティブ英語の量は、一般人とは違うでしょうから。)そんな人がいろいろと英会話スクールを見て歩き。結論は、地道にやる。突飛なスクールは通いにくいと。
そうだよね。地道にラジオを聞こうかな。