楽天的じゃなきゃやってられない

翻訳家という楽天家たち (ちくま文庫)

翻訳家という楽天家たち (ちくま文庫)

翻訳家の青山南氏のエッセイ
あのピーターとペーターの狭間で (ちくま文庫)を書いた人。
 
今回は、ウォーホールとイーディーに関することが多く書いてある。
?イーディーって誰。
 
ウォーホールは知ってたけど(当たり前か)イーディーは知らなかった。
調べてみよう。
 
・・・・・・・・・・・・・
 
(ほんとだ、点々は早いや)
 
脚の長い、ブロンド美人だな。いや、美人というのとはちょっと違う。
目を引くけど、美人じゃない。でも、気になるなる。
青山氏がご執心なのも、ちょっと頷ける。
イーディ―’60年代のヒロイン
この本を翻訳した話も載っている。
 
翻訳者が原著作者に質問する。普通のことかと思っていたら、この人はしないらしい。
それに、中に出てくるけど、質問にめちゃくちゃな答えを返した作家がいたらしい。
    ××ってなんですか?
    しぃー
これじゃ、答えになってません。

まあ、翻訳してもらうために書く人はまれで、面倒なことしやがって、と思っている原作者も
結構いるということのようですね。
でも、作者によっては、
「面倒なところは飛ばせ」
と答えることもあって、
翻訳者は楽天的にならないとやってられないらしい。
 
そして、青山氏も同様に、楽天家になることによって、翻訳者として知られるようになったのです。