2005-10-19 かつて読んだ本 書評 ソロモン王の話を知らずに、動物行動学の日高教授の方面から知って、読んだ本。 (日高氏については、筒井康隆氏のエッセイから) インプリンティング「刷り込み」とか、ハイイロガンの生態とか、カラスたちの行動とか、楽しく面白い動物たちの世界が、新しい視点で書かれていて、大変面白かった本です。 この本の内容と、ドーキンス「利己的な遺伝子」の組み合わせで、生物(少なくとも動物}のありようというのがなんとなくつかめるという、そういう本です。 お勧めです。 プレビューをみたら、表紙が全然変わってますね。 もう20年以上まえですから、変わってて当たり前かな。