「唯脳論」養老孟司
唯脳論はいまさらですが、これを「頭の中だけで考えている」わけですね、養老先生は。
以前「ニューロ・カオス・ファジィ」にかかわっていたとき、脳の機能の模倣を目指していたのですが、その目標が養老先生の描く「脳」でした。
でも、これ、あらためてみると、そのシステムでは実現不可能です。
脳という大きな集合の中に埋もれている研究ですから、その大枠の容器は作れるわけが無いわけで・・・・・やはり無駄なあがきをしていたのでした。
養老先生の文章は、的確だけど行間に書かれていることも多くて、あたまを使います。
ある意味養老先生の本を読むことが、脳力アップになるのかも。