これは、カブトムシの標本かと

カブトムシを作ろう - takejinの日記の続き。

作りがいのあるペーパークラフトがいっぱいのCanon Creative Parkから、
凝った造りのカブトムシを紹介しましょう。
 
レベル 10 これは、標本の領域
http://cp.c-ij.com/ja/contents/3150/03325/index.html
カブトムシですが、部品点数が64点、肢だけで36点の部品があります。
根気勝負です。が、出来栄えは結構なすぐれもの。
ちょっと工作に自信があるなら、チャレンジしてみてはいかが?

50〜60%に縮小すると、本物のサイズくらいになります。
工作はしにくいですが。また、縮小するときは、紙を上質紙程度の薄さにした方がいいです。
(光沢が無くなっちゃいますが)
 
まずは印刷。

上質紙に50%縮小で印刷しました。
 
肢の切り取り。

表と裏の部品と、中にはさむ部品。
 
トゲトゲの感じとか、先のカギ状の部分とか、細かく表現されている。
        
合わせて貼るので、厚みが表現されて、生物的です。
 
貼り合わせると、切断面の白さが目立ってしまいます。

そこで、地の色を塗ってしまいます。肢はほぼ黒なので、黒いサインペンで塗ります。
 
 
羽の部品の切断。

これを合わせて背中になります。
接着する時に、合わせ目の点線やのりしろが見えなくなるように丁寧に。
微妙な凹凸は、合わせ目を設計図通りに組み立てて初めて出来上がります。
根気よく、線に合わせて丁寧に。
(部品の形が似ているので、切断したら、裏に番号を書いておきましょう。)
 
羽の部分、組みあがり。

 
後ろの部分、中央付近のへこみ具合が、本物っぽい。
 
腹部、胸との連結部分などまでを組み上げると、

こんな感じになる。
このまま転がしておいたら、干からびたカブトムシの死体という感じです。
結構リアルな形状になっていて、興味深い。

特に、
   
  このおしりの先端部の形状。よく特徴をとらえている。

 
今回はここまで。また明日。