ちょっとネーミングが悪いかも
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 [ 細谷功 ]
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フェルミ推定の話が出ていて、その例題「日本の電柱の数を推定せよ」
3分程度の立ち読みなので、以下のように
都市部と山間部として、1km四方の本数を推定。
日本を800km四方の正方形として面積を概算。
都市部100m四方に4本、山間部1km四方に1本。
都市部1/8山間部7/8。
山間部5.6×10^5本=56万本
都市部400×8×10^4本=3200万本
合計3256万本
電柱推定は、3256万本と出ました。
日本の概算、3300万本。
自分で「をを」と思ってしまいましたよ。
で、
http://q.hatena.ne.jp/1203541436
に回答。
フェルミ推定なので、「資料なし」「概算」で求めましょう。
1 ガムの分布
A)駅周辺の歩行者の多い歩道:1平方メートルあたり10個
B)駅周辺の駅構内等の通路:1平方メートル当たり25個
C)都市部の車道:1平方メートル当たり1個
D)都市部の普通の歩道:1平方メートル当たり0.25個
E)郊外:ほぼ0
F)山林:0
G)人の集まる施設周辺の歩道・駐車場・通路:1平方メートル当たり1個と仮定
2 作業コストへ換算
作業工具に消耗品が無いとして、作業服や工具はすでにあるものを利用すると、材料費は0円。
残りは人件費
i)駅周辺歩道・通路(A,B):密度が高いので、個数≒処理時間と推定。1個分処理3分として1時間約20個処理。アルバイトが時給1000円とすれば、1個50円。1平方メートル当たり500〜1250円→1000円とする。
ii)都市部歩道(D):密度低いので、移動時間も換算。作業3分移動3分で1時間処理約10個。アルバイト時給1000円で1個100円。1平方メートル当たり25円
iii)都市部車道(C):交通規制を伴うので面積換算。あってもなくても人と時間で決定。100mの車道1車線規制で2時間作業。作業者23人、交通規制2人、作業前後処置1時間、時給1000円。1車線幅2mとすると、200平方メートルで(23+2)*4*1000=100000円。1平方メートル当たり500円。
iv)郊外(E):ほぼ移動時間。確認できる面積は、時速2km幅2mとすると4000平方メートル。時給1000円。1平方メートル当たり0.4円
v)施設周辺(G):都市部歩道と同等とすると、1平方メートル当たり25円3 面積推定:
i)主要駅から半径500m程度の範囲、通路は総面積の2%として15000平方メートル
主要駅の数:首都圏ー250、京阪神ー200、中京ー100、北部九州ー50、北海道:10、東北ー20、関東ー30、中部ー30、北陸ー20、関西ー30、中国四国ー20、九州沖縄ー30.合計790→約800
800×15000平方メートル≒10^7平方メートル
ii)日本の国土の3割が居住地とし、都市部をその5%とすると国土の1.5%,歩道をその1%とする。国土の面積は2000kmの長さ、幅300kmとして概算すると、6×10^11平方メートル。この1,5%は9×10^9平方メートル→約10^10平方メートル。この1%であるから、10^8平方メートル
iii)都市部の歩道の4倍の面積として、4×10^8平方メートル
iv)居住地の10%を郊外とすると、2×10^10平方メートル。車道歩道を含めて1%とする。2×10^8平方メートル
v)施設周辺:半径100m通路&駐車場で30%。約10000平方メートル
施設数:主要駅周辺を省くとすると、市町村に各2施設程度とすると、県ごとに約50施設。約50都道府県から2500施設。2.5×10^7平方メートル4 合計
i)1000円×10^7平方メートル=10^10円
ii)25円×10^8平方メートル=2.5×10^9円
iii)500円×4×10^8平方メートル=2×10^11円
iv)0.4円×2×10^8平方メートル=8×10^7円
v)25円×2.5×10^7=6×10^8円
合計21318×10^7円約2000億円ですね。
こういうの、好きですねぇ。