いまさらファインマン

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈1〉

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈1〉

ファインマンさん」シリーズの最初。いまさらながら読んでみました。
すごいですね。いたずら小僧で。
しかし、そのいたずらが、「系統立て」て「論理的」で「しつこい」。うーん、実験ってこうやらなくちゃ、の見本のようです。日常からしてこんなに理論と実践を行っていたのであれば、普通ではない業績も頷けるというものです。
金庫破りのところ、特に気に入ってしまいました。理論だけではなく、実験を成功に導くのは、この「とりつかれたようなしつこさ」なのだと理解しました。たかが(ではないか)金庫の鍵を開けるのに、くるくる回す「練習」をするなんて。

近くに「ファインマンさん」がいなくて「良かった」