キングの代表作

ザ・スタンド 1 (文春文庫)

ザ・スタンド 1 (文春文庫)

 
キング氏も一押しの「ザ・スタンド」に手を出し始めました。
長いですけど、まずは一冊目。
 
エピソードの濃いマイケルクライトン作品の出だし、という感じです。
死亡フラグとも言うべき風邪の初期症状が頻発するのが、ちょっと鼻に付くんですけど。
アメリカの地図が頭に入っていないので、どんな位置関係で物語が進行しているのかわかりにくい。でも、話は田舎から大都会へ行くのであろうなあ、という序章です。
 
この内容で、この厚さの文庫本一冊。
要約してしまうと、かなり薄い短編集の一編分ぐらいなんだけど、問題なく「引っ張られてしまう」のは、キング氏のマジックと言えるのではないかな。
 
さて、この先どうなるんでしょうか。これはホラーである、ってキング氏はどこかに書いていたけど、どう見ても現在SF(クライトン風の)です。しばらく、ワクワクしながら付き合っていこうと思います。