先日読了
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1997/06
- メディア: 文庫
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読了後には、設定の粗さとか、展開の強引なところとかが、ふと気になったのです。しかし、読んでいる最中は、そんなことは気にならない。とりあえず、「どうなるの」で進んでしまいました。
火曜サスペンス劇場にするには簡単だけど、面白いドラマになるかどうかは別ですね。小説ならではの「時間経過」と「場面展開」でしょう。
でも、なんでわざわざ「スナーク」狩りなの?
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/08/30
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事件の展開は、いつもの通り。人情あり、風情あり、貧乏ありと宮部の世界です。屋台の親父の正体が気になります。続編を期待。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1995/12/01
- メディア: 文庫
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「たった一人」、「いつも二人で」、「取り残されて」、「私の死んだ後に」、と一人称的な題名と、一人語り的な展開。誰かがやさしくて、その皆を宮部がまた優しく見守っています。
アイデアは目新しくないけど、こういう書き方もあるのか、と思ったしだい。小説の可能性って、まだまだ無限大なのかもしれない。