先日読了

敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178)

敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178)

古いですが、神林です。
戦闘妖精 雪風 よりも前の作品。当時大学生でした。読みかけでほおっておいたので、ようやく決着が付いた感じです。
いろいろなアイテムが、説明無しに駆使される感じは、今はあまりないタイプのSFになっています。いろいろ読んだ人でないと、付いていけませんね。最近この世界から遠ざかっていたので、始めは取り残されてしまった。
当時は、こんなところでよかったのでしょう。今なら、CAWシステムに世界を振り回させたり、もっと多重宇宙の気配があったり、二つの銃の相撃ちはもっとすごい効果になってしまったり、という展開がありそうですね。
神林は、取りこぼしが多いので、今後も落穂ひろいを続けていきましょう。