先日読了

栗本薫です。SF作家とは、SF界では認められていないらしい。少なくとも、栗本自身はそう考えているらしい。そんなことはないだろう。「ぼくらの時代」(これはSFではないが)から読んでいて(グや魔はあきらめた)、その根底にはセンスオブワンダーが満ち満ちていると感じていた。明らかに、私と同じ感覚でSFに接していたと思う。
アジマの挿絵も、その気持ちを伝えていたのではないだろうか。

とにかく楽しめました。

方程式ものの大流行は、確かにありましたね。筒井も書いてるし。食べちゃって終わり、も似てるかも。食べた後に排泄して、重量を減らさないといけないのですが、大丈夫だったのでしょうか。
ボクサーみたいに減量するとか。力石見たいに減量しすぎて、着陸時に心身症になってるとか・・・・

でも、本当は・・・・出発時の加速に使用した燃料で、決着が付いているはず。